乙妻山・黒姫山山スキー 2006年2月11〜12日 |
【山域】乙妻山北東斜面(2318m) 【場所】長野県 【日付】2月11日(祭日) 【行程】大橋―佐渡山南鞍部―氷沢川西面トラバース−北東斜面出合−北東斜面−乙妻山 【メンバー】(アルペン) 和佐、丸尾、内田、花井、田尻、 (テレ)佐土原、阿野、 3年前に和佐さんと宮崎さん、訪れた時素晴らしい大斜面に感動した。静寂さ、壮大さ、奥深さ、どれも素晴らしい。出合から稜線までほとんど無立木900mの一枚バーンでありデブリや雪崩のない素晴らしい斜面である。 10日22時に内田さん、田尻さんと私の家に来てもらい出発、途中で和佐さん達と合流して乙妻の登り口である大橋に向かう。 大橋には5時30分頃に到着、仮眠なしで6時30分に出発、乙妻の北東の大斜面を滑る期待より、登る高度差1400m(最良のルートで)・・・・・タイムリミット13時・・・・・・・ 6時30分 大橋発。 しばらく平坦な林道をトレース通り進む。トレースはなくなるが視界は良いので迷う心配ない。 *7時30分 鞍部尾根取付。いよいよ登りである。寝不足と風邪で少し厳しい。幸いにもトレースがあり助かる。 *8時30分 佐渡山南鞍部。氷ノ山や猿馬場山ほどではないがブナの原生林が美しい。ここでシールを外し、西に滑り(クラストしていて厳しい)渡渉し氷沢川西面をトラバースで北東斜面出合を目指す。途中で高妻山の滑れそうな斜面が見える。 *9時30分 乙妻北東斜面出。ここまで3時間予定通り。これから900mの登り。しばらく緩斜面の登りが続きついに北東斜面出全容が見えた。すごい、素晴らしい、無立ち木の1枚バーンだ。妙高、黒姫もみえてくる。だんだん傾斜はまし少しずつ疲労してくる。しかしだんだん稜線が近づいてくる。出合から3時間いよいよ稜線だ。
*12時50分 山頂 やっと山頂。火打、黒姫、後立山連峰、大パノラマが広がる。高妻山が近くに見える。凄く綺麗な山、やはり100名山。景色を少しだけ楽しみ。いよいよメインイベント。 *00時00分 山頂発 少し重めのパウダー、ぶつぶつ文句をいいながらも大斜面にシュプールを描く。少しぐらい下手でもシュプールは美しい。大斜面をほとんど貸切、登ったものだけが出来る贅沢な遊び。 *00時00分 北東斜面出合 シール付け佐渡山南鞍部をめざす。 *00時00分 佐渡山南鞍部 シールを外し、尾根のモナカに苦しみながらも大橋まで滑る。 *16時30分 大橋着 着いてから、砂土原さんが作ってくれた。チャイの美味しかったこと。 備考 乙妻北東斜面を登っていると稜線から凄く安定した滑りの2人組みを見ました。後分かりましたがあの有名な早川さんでした。スピードを抑えた凄く安定したスキーを見てレベルの違い感じました。(当たり前ですね) 【山域】黒姫山(東斜面)2053m 【場所】長野県 【日付】2月12日(日) 【行程】スキー場−リフト−リフト沿い−尾根−稜線−黒姫山東斜面(登山道沿い) 【メンバー】(アルペン) 和佐、丸尾、内田、花井、田尻、 (テレ)砂土原、阿野、 4年前の同時期初めて訪れた時、素晴らしいパウダーに出合いすばらしく感激したことを思い出す。2回目はまあまあでしたが・・・・・今回3度目の挑戦で最高のパウダーに出合えた。(普段の行いが悪いのに、これだもの、良ければどれほど良いことがあるのかな?) 2本リフトを乗り継ぎ、3本目のリフトは現在営業してないので、ラッセルして登る。旧ゲレンデが終わり尾根に取付く、一旦傾斜がなくなり再び登りになる。ここのブナも大きく美しい、モンスターもなかなか凄い、気持ちよくどんどん登れる。途中で弱層テストをするが問題はなさそう。やや急な斜面を登りきると外輪山の一角に出る。内田さんの素晴らしいルート取りでエントリポイントに到着。黒姫山頂上の往復は時間的なものもあり、今回は省略、今回はここ山頂と決め早速滑降に移る。 最初は樹林間の急斜面。雪質は軽過ぎず、重た過ぎず、みんな雪煙を巻き上げての滑降、自分の滑った後の雪が雪崩の用に一緒に滑っていく様は最高の気分。標高差350m下り、少し傾斜の緩くなった林間を少し大きめ目のターンで滑る。これまた最高。また少し急斜面なった林間をヒューヒューと滑る。最後はオープンバーンを滑り終わり。標高差1000m強のパウダー、黒姫山さんありがとうございました。今度は黒姫山の違う斜面もパフパフと滑りたいなあ。 備考 11日の夕食、12日の朝食、大変美味しかったです。佐土原さん、ありがとうございました。 みなさんの協力で1泊で行く乙妻北東斜面を日帰りで行けました。(このメンバーならラッセルをしても楽々行けたと確信しました。) (阿野) |
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