兵庫の山スキーエリア

奥神鍋を出発
奥神鍋スキー場から林道を出発

 
  蘇武岳
    2000年2月20日(日)

 2月に入ってから兵庫県北部は大雪で奥神鍋スキー場でも積雪2m以上はひさしぶりです。
 19日は奥神鍋スキー場で一部に残った新雪バーンを中心にスキーの練習をして、昨年と同じく名色の民宿で宿泊し翌日に備えました。天気予報では20日は低気圧で雨とのことでしたが、夜少し雪が積もって20日朝にはやみかけていました。
 今年は近年には珍しい降雪で昨年同様のラッセルを覚悟し、行けるところまで行こうと出発しました。奥神鍋スキー場の3つのリフトを乗り継ぎ最上部から少し下った林道入口からシール登行を開始。積雪は多いが、重い雪でスキーの沈みこみはくるぶし程度でさほどラッセルは苦にはなりませんでした。途中林道をショートカットするために雑木林の中を深雪と戯れながら進み、林道への出口付近のV字谷に到着したとき水の流れる沢に雪が積もってコース取りが難しくなっていました。転んだときにスキーをはずして沢水に足が浸かってしまうなどのトラブルもあり、やむなく別ルートを進みました。

蘇武岳  林道と合流した地点で、釣、大山両氏と別れ、頂上をめざし林道を進みましたが、名色スキー場へ下る分岐点あたりで正午となり、かつ降雪が激しく視界が利かないため頂上登頂は断念して名色スキー場へ下ることになりました。
 昼食休憩を終えて、登山道を通って名色スキー場へ下るために小ピークまで登ったのですが、積雪が多く登山道の入口がはっきりしません。探し回ったあげくやっとのことで登山道に出てその後は、順調に下りました。ただし、登山道は狭く、また、茂みや立木が多く、快適なスキー滑降ができるコースではありませんでした。
 登山道の下りも単調ではなく、所々の登り返しにシールをはずした状態のスキーではかなり苦労した場面もありましたが、全員無事に名色スキー場の頂上まで到着し、スキー場を滑走してこの日の山行を終えました。

 8:15 奥神鍋スキー場リフト乗場
 9:07 林道入口 シール登行開始

10:03 雑木林内の盆地に出る(休憩)
11:00 林道に出る(休憩)  
   釣、大山両氏は林道を引き返し、奥神鍋へ(12:55スキー場到着)

12:10 名色への分岐付近の林道到着  尾根筋まで登って昼食休憩
12:50 名色尾根筋目指してスタートするが、
     尾根筋登山道が不明確で探し回る。
13:35 シールをはずして滑降開始

15:00 名色に下る林道に出る。
15:15 名色スキー場頂上に到着
15:40 スキー場下到着      (記録  和佐)

C.L. 松原  S.L. 上田  M. 和佐、(玉置、堀、中杉、上田、川俣)
         S.L. 釣   M. 大山
名色へ滑降開始
名色へ滑降開始


  蘇武岳    1999年2月21日(日)

蘇武岳  昨年は雪不足だったので、今年は例年より一週間日程を早めました。
 20日は奥神鍋スキー場でスキーの練習をして、名色の民宿泊。奥神鍋スキー場と万場スキー場は昨シーズンから上部でつながって共通リフト券になっています。
 20日の夜の間にかなり新雪が降って、21日朝はリフトの運行が遅れ出発が遅くなってしまいました。朝のうちは少し青空も見えていたのですが、林道を歩き出した頃から再び激しく雪が降り出してラッセルになりました。他に登っているパーティーはなく、7人で交代でラッセルしましたが、1時までに頂上まで3分の2くらいの所までしか行けず、引き返すことにしました。
 計画では頂上から名色方面に下山する予定だったのですが、名色への分岐まで行けなかったので林道を戻ることにしました。
 最初はシールをはずして滑り出しましたが、途中から林道の傾斜が緩くなって新雪で滑らなくなり、再びシールをつけてラッセルになってしまい、下りもラッセルという悲惨な結果になりました。奥神鍋に着いたのは4時すぎ頃で、薄暗くなり始めたスキー場を滑って下りました。
 大雪のために頂上まで行けなかったのはこれで2度目です。蘇武岳は1000mほどの山ですが、なかなかあなどれません。

    8:30 奥神鍋スキー場出発 第2リフト運行待ち
    9:45 山頂リフト下の林道をシール登行で出発
   12:45 途中雑木林を通過後、林道をへて名色コースの手前に到着
   13:45 林道を奥神鍋スキー場に向け下山スタート
   16:20 スキー場に到着 

   17:00 スキー場最下部に到着
蘇武岳の林道

 C.L.   上田   S.L.  松原        
 メンバー 大山、釣、岡、石塚、(入谷)    
  

   蘇武岳   1998年2月22日(日)

  98年は暖冬で雪不足のため、名色スキー場はすでに閉鎖していました。奥神鍋スキー場も下の方は雪がなくて心配しましたが、尾根筋にはけっこう残っていました。
 奥神鍋スキー場の一番上のリフトからゲレンデを少し滑った右側に林道入口があります。最初は林道は大きく迂回しているので、林の中をショートカットしますが、途中から林道沿いにほぼ頂上近くまで行けます。旧ルートの尾根伝いのコースでも行けますが、アップダウンが多く大変です。頂上直下の斜面はこのコースで唯一広く開けた斜面ですが、アイスバーン状になっていたので念のためスキーをデポして往復しました。
 下りは名色への分岐まで少し林道を戻ります。傾斜は緩いですが下り一方で快適に滑れます。名色への尾根に少し登り返して、後は夏道登山道どおり尾根を滑って下りますが、雪が少ないとブッシュだらけで苦労します。まあ、関西の山スキーはこんなものです。
 視界が良ければ名色スキー場頂上の電波鉄塔がいい目印になりますが、視界の悪い時はルートファインディングに苦労するかもしれません。最後は名色スキー場に雪が無かったので、南側の林道を滑って下りました。傾斜はかなりあり小回りターンの
蘇武岳頂上直下C.L.   上田   S.L.   片桐
メンバー  釣、石塚、松原、末広
,
大山、上島
練習にちょうどいいくらいです。距離もけっこうあって滑りがいがあります。しかし、3分の2ほど滑った所で雪が無くなり、スキーを担いで車道まで40分くらい歩くことになってしまいました。

     8:30  奥神鍋リフト乗場集合     
     9:45  山頂リフト下の林道をシール登行で出発 
    10:05  小休止の後、林道ショートカットで雑木林に向かう   
    11:00  雑木林を抜け林道に到着(10分休憩)
    12:15  山頂到着(昼食)
    13:00  名色スキー場に向け出発
    14:45  名色スキー場脇に到着
    14:50  林道を引き続き滑走
    15:10  雪が途切れた為、徒歩で下り始める
    15:50  名色取水口(発電所の)に到着 

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