山スキー(バックカントリースキー)装備の変遷

 1999年にホームページを作った時に「山岳スキーの装備」のページも作りましたが、時代とともに内容が古くなってきたため新しい装備と一部入れ替えました。それにともない当時使っていた古い装備はこのページに別にまとめました。これまで使ってきた懐かしい道具たちです。

 これまで使ってきた山スキー板

  山スキーの板

(1999年当時の記載です。)
右から
ロシニョールバンディットライト(170cm)とフリッチディアミールチタナールU

 スキー板はここ数年でほとんどカービングスキーになりました。山スキー専用の板はカービング化が少し遅れているようで、ゲレンデ用の板を利用している人も多いようです。この前に使っていたケスレーツアーランドーネはとても気に入っていたのですが、もう古くなってしまったので山スキーメーリングリストでおすすめのゲレンデ用フリーライド系のバンディットライトを買いました。ちょっと重たい。
 バインディングは最近購入する人はほとんどディアミールのようです。三宮のコージツ本店で30600円(板は別)、取付料は1200円と格安でした。2分の1ペアで2340g。


ケスレーツアーランドーネ(94年モデル・175cm)とジルブレッタ400
 
センターで幅70mmとかなり太め、柔らかくて新雪・深雪を滑りやすい板です。とても気に入っていたのですが、もうメーカーのケスレーがなくなってしまいました。
 ビンディングのジルブレッタ400は20年近く使って板は4本目ですが、一度も故障したことはなく頑丈です。2320g。


ダイナスターイエティ(94年モデル・182cm)とジルブレッタ404
 
前のケスレーの板がひびが入ってしまってクレームに出している間に買った板。やや堅めのオールラウンドな板です。ちなみに、ケスレーツアーランドーネは無料で新品と交換してくれました。
 ジルブレッタ404はブーツサイズを調整する金具が折れたりして2回修理にだしました。400と比べてやや弱いと思います。404は現行商品で登山靴など使用する靴を選ばないので、スキー登山等に根強い人気があるようです。2460g。


 シール

シール
 
右からバンディットライト用 アセンション モヘア95mmユーロスタイル
 カービングスキー用のシールは太めのシールを買ってサイドカーブに合わせてカットします。店でもカットしてくれますが、板に貼った状態でエッジにそって付属のカッターで切るだけなので自分でしても簡単です。540g。

アセンション ナイロン64mm ダイナスターイエティ用
 アセンションは糊が強力です。470g。

モンタナ ナイロン67mm ケスレーツアーランドーネ用
 10年近く使って糊の貼り替え等のメンテナンスもほとんどしてませんが、山行中にはがれたようなことはありませんでした。460g。


 前にゴムがついているユーロスタイルというのは最近はほとんど無くなりました。シール歩行中にゴムがはずれたりしてあまり使い勝手はよくありませんでした。



最初に買った山スキー板

 1980年に山スキーを始めて最初に買った板は今はもうない国産のニシザワ エギーユDXジルブレッタ400ビンディングでした。その前に練習用に買ったゲレンデ用の板はヤマハでした。当時はヤマハとかカザマとかニシザワとか国産メーカーが色々ありましたよ。写真はどんぐりで初めて行った立山一の越で。服装も古いですね。




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山スキー兼用靴
  

スカルパ アヴァント  
 ノルディカTR9が5年くらい使って色々と不具合が出てきたので、2004年3月にシーズン途中でしたが仕方なく新しい兼用靴を購入しました。
 TR9と比べると幅が少し狭く、ふくらはぎあたりも細くてちょっと窮屈ですが、靴を履いたり脱いだりするのはとても楽です。TR9では足がなかなか入らなくて履くだけで苦労していたのが何だったのかという感じ。滑降性能もなかなか快適です。
 アヴァントにはノーマルインナーモデルしかないのですが、足にぴったり。買ってすぐに山中1泊のツアーに行きましたが、靴擦れもなく快適です。
サイズ6で片足1650g。

 これまで使ってきた兼用靴

  山スキー兼用靴ノルディカTR9


ノルディカ TR9
 滑降を重視する人はスキー靴を使っている人も多いですが、つぼ足で歩く部分がある山スキーには兼用靴の方が便利です。底が登山靴のようなビブラム底になっています。歩行と滑降の切替モードがあり歩行モードにすると足首が後に曲げやすくなります。
 昔の兼用靴に比べたら性能は格段に良くなりましたが、滑降性能はスキー靴に比べるといまいちです。片足で1700g。(24.5cm)

使用ブーツの変遷
 山スキーを始めた頃は登山靴も使っていましたが、満足のいく滑りはできませんでした。次に兼用靴を買いましたが、昔の兼用靴は柔らかすぎて滑降性能は不十分でした。その後、長い間リアエントリーのスキー靴を使っていましたが、歩くのもとても楽で滑りも快適。とても気に入っていたのですがもう10年近く使ったので山行中に割れたりしたらいけないので新しい兼用靴を買いました。リヤエントリーの靴が復活したらまた欲しい。
 
これまで使ってきたブーツの変遷
プラスチック登山靴コフラックハイアット
  最初の頃使っていたプラ登山靴
    コフラック ハイアット

コフラックバルガ4000とノルディカN955
最初に買った兼用靴コフラックバルガ4000
とリアエントリースキー靴ノルディカN955




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