氷ノ山関西山スキー交流会 2006年2月18〜19日
若桜氷ノ山スキー場〜氷ノ山山頂〜わさび谷、三の丸〜戸倉
2月18日(土)〜19日(日)、大阪府スキー協山スキー部、兵庫県スキー協山スキー部共催による若桜氷ノ山スキー場を基点とする氷ノ山関西山スキー交流会が行われ無事終了しました。
2日間の日程でしたが、初日の18日はスキー場から三の丸〜頂上〜ワサビ谷ツアー組とスキー場練習組に分かれて行動、夜は宿舎の白樺ヒュッテでの交流会を開きました。2日目はスキー場〜三の丸〜坂の谷林道〜戸倉やまめ茶屋のコースのツアーを行いました。2日間、2月の氷ノ山としては近年まれな好天気で初日は頂上付近に少しガスがかかったもののスキー場リフト下り場から樹氷の中、快適な登行を楽しめましたし、ワサビ谷の雪質もまずまず回転しやすいものでした。2日目は日本海をバックに遠くに雪をかぶった大山も遠望でき、ブナ林の中、戸倉までのツアー滑降も快適でした。
参加者は兵庫8名(上田・松原・平野・赤崎・片桐・小川・小村・釣)、大阪11名(吉崎・手島・鈴木・市来・鈴木・小山・島・鎌田・松下・松下・山内)の計19名でした。参加者の住所としても兵庫・大阪・奈良・京都・滋賀と和歌山を除く関西地区の山スキー愛好者の交流の場となりました。
今回の行事については全国スキー協山スキー行事の一環で、東京地区からの参加問合せもありましたが、都合により取りやめとなりました。夜の交流会の席で参加者から氷ノ山は関西でも山スキーツアーの適地であり、来年はコースを変え、三の丸〜県境尾根〜戸倉またはブン回しコースで継続して行事を取り組んだらどうかという意見が出されました。
今回の大阪・兵庫両スキー協共催による行事については、夜の交流会は別として、ツアーについては基本的に別パーティーであり、兵庫、大阪はそれぞれツアー計画書を別々に作成し、行動するということを事前に確認しています。その結果、兵庫1パーティ、大阪2パーティ(クラブふきのとう中心・クラブゆきうさぎ中心)と3パーティで行動しています。
兵庫県パーティの行動日程等は次のとおりです。
*17日(金)・・・上田さんを除く7名、夜10〜11時ごろ戸倉やまめ茶屋到着、宿泊。寝袋持参で宿泊料金1000円。大阪も4名宿泊。しし鍋定食を食べた人もあり、うまかったとのこと。
*18日(土)・・・スキー場着8:30〜宿舎ヒュッテ白樺入室〜リフト乗り場9:30(上田さん合流、赤崎さん、大阪市来さんと1日ゲレンデ練習)〜リフト上部1200m10:00〜主稜線10:50 11:00〜三の丸11:25 11:40〜山頂12:30(昼食)13:10〜ワサビ谷上部13:40〜イヌワシゲレンデ上部14:20
*19日(日)・・・(朝上田さん帰宅のため不参加)
リフト乗り場8:10〜リフト上部1200m8:40〜主稜線9:15 9:20〜三の丸9:50 10:10〜坂の谷コース〜林道出合11:10 11:30〜やまめ茶屋12:10
○大阪パーティの内、ふきのとうグループについては両日とも兵庫と同一行動、ゆきうさぎグループについては18日のスキー場が10時近くになり三の丸〜山頂〜ワサビ谷〜スキー場コースで同様実行、2日目については坂の谷コースで別ルートをとり、林道で合流する。
●今回の行事については登行開始地点と滑降終了地点が離れているということで、車の配車の点が問題でしたが、昨年宿泊した若桜氷ノ山ユースホステルのマイクロバスをヒュッテ白樺のほうに貸していただき、ヒュッテのご主人が運転者で戸倉やまめ茶屋に参加者を迎えていただくという便宜を図っていただきました。
●ちょっと残念なことは初日に大阪からの参加者が頂上〜ワサビ谷ツアーを終え、スキー場ゲレンデで滑走中転倒、ひざを負傷され翌日のツアーに参加できなくなったことです。その後のお具合はいかがだったのでしょうか。
( 兵庫県スキー協 釣 順信 )
アンケートから
天候も良く、2回目のわさび谷、ゲレンデと変わらず滑降出来、最高に楽しいツアーでした。どんぐり、ふきのとうから約1時間後を滑ったのですが、シュプールもありスイスイ滑れたのが良かったです。
谷の横から何ヶ所か雪崩れていて、大きなデブリが非常にかたく、けちらせると思ったら事故につながりますよ。 ( ゆきうさぎ 松下 )
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