カナダ山スキーツアー    2004年1月21〜28日


「ブラックプリンセスは−26度で迎えてくれた」



Three Sisters Mountainです。この
山の裏側へ山スキーに行きました。

1月21日(水)
夕方6時(すでに暗い)、皆より1日遅れでB&B Monarchに到着。思ったよりもこじんまりした宿である。
ダブルベッドの部屋を割り当てられ、一人で使って良いとのこと。釣さんと原田さんがリビングで寝てくださるおかげです。感謝。

1月22日(木)曇り
Lake Louiseでスキー。宿の主人:小川さんの送り迎え。宿からLouiseまでは1時間弱。皆さん、よく滑るのにびっくり。特に釣さんの体力に驚く。
帰り道、小川さんが、Chateau Louiseに立ち寄ってくれる。初めて見る豪華ホテルと6メートル厚みの氷が張った湖に感激。個人旅行のいいところですね。
宿に帰り、自前のステーキ定食で晩餐。

1月23日(金)曇り時々晴れ
Yamunasukaの難波さんのガイドで、7時からKicking Hourseに向け出発。到着は10時過ぎ。Banffから約3時間もかかるGorldenという村にある、最近できたスキー場。しかし、すべてのコースが非圧雪で、ゴンドラで頂上へあがり、そこからはどこもかしこもパウダーの海。レイアウトもよい。釣さんは、頂上から麓のゴンドラ乗り場まで、コブ斜面約4キロ余をノンストップ。ガイドが吃驚した。
3時頃に上がり、6時にMonarchに帰る。すき焼きで乾杯!

1月24日(土)雪時々曇り
SunShine Villageに、ガイドの難波さんと行く。
−18度ぐらい。寒いが雪はサイコー!僕のポケロケも快調。
明日に備え、ビーコン、ゾンデの訓練をする。
夕食の献立は、昨日から仕込んだカレー等。夕食後、翌日の昼食のサンドイッチとおにぎりを作った。


1月25日(日)晴れ
7時にMonarchを出るときの気温−22度。メインガイドのDave、サブガイドの難波さん、見習いガイドの男の子(名前を忘れた)が、Cananaskis National ParkのThree Sisters Mountain裏側に位置するBlackPrincess山に案内してくれる。山の麓で−26度。
10:00ジャストにシールをつけたスキーで出発。
11:07小休憩
12:33ランチ。−24度の中のランチに、凍え死ぬかと思った。
14:07麓に戻る。
振り返ると、たいした距離を登っていないけど、−25度の中の初体験に怖さと興奮と満足感があった。
夕食は、確か鮭のチャンチャン焼きだったように思う。


 小休憩で、服を脱いでいます。−26度で登りは
汗をかきます。
 写っている山が、目指すBlack Princessです。

1月26日(月)曇り時々小雪
奥田さんが一足早く帰る。朝7時半の見送りにパジャマで外に出たら寒!−29度。
こんな日は、普通スキーはしないよ。それでも行くの、釣さん?と宿の小川さんが驚きながら送ってくれる。
皆でMt.Norquayに行く。−30度の中を滑る。寒さでスキーのすべりが悪く、ゴーグルのファンも、息で凍りつく。僕は、計4本で止めた。さすがの釣さんも、2本滑るとレストハウスで暖をとる、といった感じ。
スキー場にはお客が50人ぐらいしか居らず、うち40人はレストハウスの中にいる状況を想像して見て下さい。
2時半にスキー場からBanff HotSpringに移動。屋外温泉プールで、湯の中は40度、湯から上は−30度、その差70度。濡れた髪は10秒でベッカムヘアになる。眉毛が白く凍る。タオルは1分でぱりぱりの板になる。これは体験しないと理解できない。
夕食は、初の外食で、ホテルのディナーを小川さんも一緒に。一週間ありがとう。

どんぐりin Canadaの感想
釣さん:鉄人です。
原田さん:エンターテイナーです。
小川さん:斜面はボーゲン、平地は手漕ぎ、どこでも行くよ!
丸尾さん:緑の帽子です。
砂土原さん:マイペースの金太郎ほっぺです。
奥田さん:いい計画でした。天候にまで気を使っていただいて。本当に良かったです。ありがとうございました。(稲岡)



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