2003年3月9日 焼岳山スキー
日程     2003年3月8日〜3月9日
山域・山名  新穂高ロープウェィスキー場、焼岳(上高地)
メンバー  CL 宮崎  SL 阿野(TM) 和佐、亀井(TM)
記録・コースタイム
8日  明け方の雪の降りしきる中、宿泊地の中ノ湯に到着。国道よりゲートを開き宿まで進むが、道は除雪が間に合っておらず、クロカン4WDでもヒヤヒヤもので到着した。メンバーと協議の結果、新穂高ロープウェィスキー場で楽しむことに変更した。噂どうりのパウダーで目を三角にして「我先に滑らん!」とノートラックを滑りまくる。しかし他の3人に比べ滑降筋の落ちている僕は、早めのリタイヤし、車で一眠り。中ノ湯は綺麗でやはり料理旅館並みだった。

9日焼岳  6時に旅館出発しゲートの所で、運良く旅館の送迎車に拾ってもらい釜トンネル前を45分スタート。 何時もより阿野さんのペースが速い、気合が入っている。トンネル内で新道に入るが、旧道を通り早い時点で梓川に降りたほうがよかった。上高地への林道から梓川に降りる所を探すが、良い場所が無く少し  ヤバイ所を下りてしまう。すぐ前日のトレースに合流し何とか今日は登れそうかと思う。しかし下堀尾根の取り付きの急斜面で前日のトレースはワカンに変わり猛ラッセルとなる。ジグを2回切ると交代し、深い所は膝上ぐらいだった。やっと斜度が緩み明確な尾根となる。1箇所少し落としたが、ほぼパーフェクトなコース取りで下堀沢入り口へ、また斜度が増してくる、途中ピットを掘って弱層テストをするが、明確な弱層は無く、ゾンデチェックも新雪2mだった。みんなだんだん疲労してペースが落ちるが、阿野さんが最後まで引っ張ってくれる。コル方面は風向きが悪く噴出ガスがまともに来るし、南峰は頻繁に雪玉が落ちてくるので、東の2390mの小ピークに行き12時に全員到着。休憩は2回と5時間の登り、全員よく頑張りました。
ピークで 宮崎さん 下堀沢の深雪を滑る テレマークのkameちゃん
 いよいよ滑走、最初は底の浅いパウダー、登ってくる2人パーティに声をかける間に全員がそろう。ここからはディープパウダー!しかし軽いのでみんな快調に飛ばす。とくにテレ組み2人がいい感じで下りてくる。僕は感じがわからずヘナチョコシュプールとなる。下堀沢に入ってからは1箇所滝のような所がある、最近こんな所をターンで切ると雪崩れることが多かったので、左のデブリ跡に一旦避けてからまたボトムに入った。大きな岩もありここら辺が一番アルペンチックで良かった。堰堤は右、右(少し高巻き)、左でクリアー、最後は梓川沿いを滑り旧釜トンネルに入る。トンネル内を滑って転ぶ者2名、雪を拾ってスキーで滑る者1名!全員完全燃焼で14時釜トンネル出口ゲートに無事下山しました。 (宮崎)


山スキーの和佐さん テレマークの阿野眞一さん 右うしろで転んでいるのはかめちゃん?
                (写真撮影 和佐)


   GPSの軌跡
   記録 阿野
   焼岳GPSの軌跡


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