火打山・澄川スキー山行記録

  2003年3月28日夜発 〜 3月30月

    参加者: 和佐/ 宮崎/阿野/佐土原

3月29日
 小雨の中、杉の原スキー場へ向かう。6時頃到着するころ雪に変っていた。少し仮眠にするが、天気が気になる。ラジオによる予報では、午後より晴れると言っても山の天気は解らないが、ましに成ること願いつつ朝一でリフトに乗る。
 シールを付けて9時出発。途中でアイゼンを付けたおかげでキックターンも楽に足が進む。三田原山の稜線上に10時30分に着く。晴天となる小休をとってからさらに登りシールをはずし滑走だ。パウダーを思うがまま楽しむ。広い雪原に出て正面の稜線を目指してシール登行し、12時15分着く。小屋まで後少しなので、空身で黒沢岳を1本滑り登り返すとー宮崎さん達は休む間もなく行かれる。しゃりばてになりそうなので、おにぎり2個と唐揚げをほおばって後を追いかける阿野さんが気持ち良さそうに滑っているではないか。私もーとあわててシールをはずしパンツの中へ、いざ滑走。パウダー三昧でいっぱいとなりました。和佐さんは調子が悪い様子。13時29分出発。景色を楽しみながら、高谷池ヒュッテに13時42分到着し1番乗りっ!とラッキー続きでした。この日の泊まり客11名。一人¥1000。3階へのはしごはすこし怖いし、ささくれに注意して。ふとんは11人分。

三田原山の稜線を行く
三田原山の稜線
高谷池ヒュッテの前で 30日朝
高谷池ヒュッテ

3月30日
 お天気まあまあ。風やや強い。7時39分出発して40分位シール登行から板を背負ってアイゼン、ピッケルの世界に。和佐さんが「自分のペースで行ったらいいから」と声をかけて下さる。見え隠れする先行の踏み跡が風で分かりずらくなっている。もう、必死だ。9時20分火打山登頂。たった、3分しかおれず、すぐ滑走準備にとりかかる。9時45分宮崎さんと合流する。振り返るとエーあんなところから滑走したのと驚く。感想は、広いしとても滑りやすい雪質でした。
 10時50分黒菱川の出合いに到着し200mのシール登行がなかなかのくせもので、キックターンで転んでしまう始末。反省点ー早めにスキーアイゼンをつけましょう。それと、助けて下さった宮崎さんありがとうございます。感謝しています。てっぺんで行動食を食べ、滑走準備をする。和佐さんが指を指し、「あれが蓉雅山で良い山だ」と語る。12時20分。滑り出しに突然90度の雪壁に戸惑う。「だいじょうぶ! だいじょうぶ」と励まされ、清水の舞台から飛び降りるつもりで行きました。そこから、発電所まで楽しい斜面でした。ヒヤっとする吊り橋を渡ればほんのすこしの登りである。この旅のクライマックスは、楽楽?の林間歩き。終点13時40分到着する。
 携帯でタクシーを呼んで20分位で来た。杉の原スキー場へ。その後温泉にてサッパリして帰阪する。
                                                    佐土原 記

高谷池ヒュッテ前から見た火打山
火打山
火打山から澄川を滑降する
澄川の滑降



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