紅葉の扇ノ山   温泉町青下登山口から扇ノ山  11月2(日)〜3日(月・祝)

 前回は鳥取県側から登って紅葉と山頂避難小屋がとても良かった扇の山。今回は来シーズンの山スキーの下見も兼ねて兵庫県温泉町側から登りました。



温泉町青下登山口の公民館前で

上山高原で車道に合流

大ズッコのブナ林を登る
 無雪期は小ズッコ小屋の手前まで車で入れますが、冬季の除雪は期待できないので冬も路線バスが走っている青下登山口から登ることにしました。2日朝は少し雨も降っていましたが、現地に着いたら快晴。登山口の青下公民館前ではちょうど紅葉マラソン大会をしていて車や人でいっぱい。臨時駐車場のすみに車を置かせてもらって、12時半ころから登り初めました。
 登り始めは密生した樹林帯のジグザグの急登で、木が多くてちょっとスキーで下るのは難しそう。上山高原で車道と合流して、しばらくは舗装した車道歩きに。小ズッコ小屋の手前から再び登山道になるが、このあたりに駐車して登っている人が多いみたい。小ズッコ小屋から山頂まではきれいなブナ林の緩いアップダウンで50分ほどで到着。エアリアマップのコースタイムでは2時間になっているのにあてにならない。
 4時前には山頂に着いたので、ちょっとだけ再来週の山スキー講座の予習にロープワークや確保の練習などもできました。夜は大きな窓の快適な避難小屋で阿野さんのすきやきをいただいて、立山初滑りのミーティングとかもできて良かったです。



扇ノ山山頂避難小屋に到着

山頂からの夕焼け


畑が平登山口
 夜の間にけっこう激しく雨が降っていましたが3日朝には曇り空に。帰りは畑が平コースで下山する事にして7時半出発。1時間くらい下って畑が平登山口の看板がある所からまた舗装された車道に。2万5千分の1の地形図でもエアリアマップでも、登山道か車道かは区別がつかなくて分かりにくい。車道でちょっと道に迷って引き返したりしましたが、上山高原への道はまた紅葉のきれいな登山道になり、雨にあうこともなく途中でむかごを取ったりしながら12時すぎには青下登山口に着きました。
 帰りに寄った湯村温泉や村岡ファームガーデンもなかなか良かったと思います。

 山スキーの下見については、青下(あおげ)登山口にスキーで下りるのは難しそうなので、海上(うみがみ)登山口から登った方がよさそうです。どちらにしてもスキーハイクといった感じでたいして滑れる所はありません。小屋に不要な荷物を置いて、畑が平まで滑って登り返すとかした方が楽しいかも知れません。(松原)
 
  参加者 松原、阿野、亀井、佐土原、丸尾、小川





上山高原から青下への下り


       トップページに戻る     2004年扇ノ山山スキーツアー