扇ノ山山スキーツアー        2004年3月13(土)〜14日(日)

 兵庫県温泉町側から入山。海上集落のすぐ上から雪道になり、この日は山頂まで行けずに小ズッコ小屋泊に。14日に山頂を往復しました。2日間とも快晴で快適な山スキーを楽しめました。
    
        


林道の途中から見た海上集落と芝桜公園

快晴の扇の山山スキー報告  (石塚)

昨年の秋の下見登山から------今回の扇の山山スキーも晴天つづきで、今回のメンバーは松原CL・丸尾SL・赤崎・石塚の4名でした。

3/13土の朝 西宮を640発で神戸横尾を石塚車で730発で皆をひらって播但道------温泉町の海上集落のはずれ(約400m位)まで入れて11時すぎ。車をデポし用意して11:30ごろシールをつけて出発。
 林道を雪があったりなかったりで板の脱着など苦労しながら芝さくら公園や山畑(約500m)を過ぎてもくもくと1時間。布滝?の横で1本。それからは雪も安定するなかを1時間がんばって、ほぼ上山高原手前付近で2本目。それから少しショートカットして静かな静かな上山高原(約940m)を「4人占め」でした。



 もう少し登って、小ズッコ小屋へのアプロ−チ場所を確認できず
T字の駐車場までうろうろしたり戻ったりで、結局へヤーピンカーブの左上の奥に小ズッコ小屋(約1090m)がありました。(次回は山頂小屋で泊りたいな!)

 410頃小屋に到着。それからピークに行くか討議の結果、5時間足らず登ったので今日はここで泊。明日ピークに登り滑ることにして明るいうちの夕食を小屋のなかで始める。
 無け無しの2つの缶ビールと焼酎のお湯割で赤崎食料係さんの夕食をいただく。この小屋も「4人占め」でユッタリ休めました。夜空はひさびさの満天の星空を眺められました。



上山高原に着きました

小ズッコ小屋に到着。1階はすっかり埋まって
2階の入り口がちょうどいい高さ。


14日朝。小ズッコへの登り。

夜9時位だったか早寝に入り、朝もゆっくりと明けかけましたが。一転してスノーモービルの爆音が-----------。丸尾さんがしてくれたお湯わかしのバーナーの音で6時すぎに皆ゴソゴソと起き出して各自で朝食を済まし、小屋に余分な荷物をデポして740ごろピーク目指してSの方向に低いブナと杉のゆるい傾斜の林の中を気持ち良くピッチを刻む(リーダーに始めから飛ばしすぎと言われてしまう)
 その甲斐あってか、雰囲気の良いブナ林のせいか755小ズッコ(1159m)着で一本。830大ズッコ(1273m)に到着二本目、頂上小屋が見える。少しの下りをシールを付けたままでジューーーと滑る。けっこう皆うまい。それから最後の登りで一汗かいて910ころ山頂避難小屋(1309.9mだが積雪で1312m?)に到着。

 小屋の中に上がって2階からの眺めはなかなかのものだが、少し春霞で鳥取の町は見えず残念。畑が平方面はスキーにGOOD斜面だが、登り返しの時間の関係で今回はパスで残念。しかし、秋の下見の時は見えなかった回りの景色も見え、氷ノ山も見えました。


大ズッコのブナ林を登る

扇ノ山山頂に到着


  
山頂避難小屋はこんな感じ


扇ノ山山頂から滑降開始。正面は大ズッコ。

 シールをはずし、スペシャルワックスを塗って1000頃山頂から滑降開始。Nの方向に当初は快適な滑りでしたが、大ズッコの登り返しを嫌がってトラバスしようとして林の中を方向を間違ったり、トラバスが大変だったりしてウロウロしたり雪原の滑りを楽しんで小ズッコ小屋に11:10着。
 デポしていた荷物をまとめて1130発。小屋からの尾根ルートを間違って杉の植林に入ってしまって林道には急で降りられないところに入ってしまいました。そこで、滑落事故?枝に足をとられたり、デブリの雪で転倒などが2名。幸いほんの軽傷ですみました。(迷ったな?の時は位置確認の基本でした。反省。)
 神戸労山の2人に出合ったりしたが、静かな上山高原に出てきて「高原を4人占め」で休憩。1245発で快適な高原の斜面から林道に入り、海上集落はずれの駐車場所にふきのとうを摘みながら1340着。身支度を整え湯村温泉薬師の湯で汗を流して帰路につき姫路バイパスで渋滞に巻き込まれましたが須磨に1930頃に帰りつきました。松原さんは阪神高速も渋滞で何時に帰れたのかは定かではありません。

天気に恵まれ雪質にも恵まれいい温泉にも入れ、適度な疲労感で開放された2日間でした。来シーズンは雪を見たらチェーンをつけて芝桜公園まで車で行くべきと思います。 (石塚)



湯村温泉に入って帰りました

大ズッコのブナ林を快適に滑降



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