2002年氷ノ山山スキー交流会 2002年2月23〜24日 氷ノ山国際スキー場〜東尾根〜氷ノ山山頂往復 |
東尾根ぶな坂の急斜面を登って頂上台地に出る。 霧で視界が悪く、GPSで位置を確認。 |
恒例の氷ノ山関西山スキー交流会。今年は8年ぶりに兵庫県側に戻って、関宮町の氷ノ山国際スキー場から東尾根コースを経て山頂を往復しました。 23日は氷ノ山国際スキー場でスキーのトレーニング。民宿菊屋さん泊で、24日は当日参加の2名も加え10名で出発しました。 前週の氷ノ山テント泊訓練では、スキー場から東尾根避難小屋まで直登して大変なラッセルになったので、今回は林道を回って尾根の末端から登りました。距離はかなり長くなりますが、緩いシール登高でちょうど良いウォーミングアップになりました。 山頂付近は雪とガスで視界50mほどでしたが、無事に山頂避難小屋着。滑りも離れないようにペアを組んで慎重に滑りましたが、堅いバーンの上にうっすら新雪が積もってなかなか快適でした。 頂上台地とブナ坂の急斜面を快適に滑った後は、やせ尾根の滑降はかなりスリルがありますが登り返しとかはなくてずっと滑って行けます。 東尾根避難小屋からはスキー場に向かって急斜面の杉林を滑降。少し登山道の切り開きを滑った後は左側は藪が濃いので上から見てやや右よりのほぼ夏道どおりの杉林を滑った方がブッシュが少なくて滑りやすいと思います。でも、かなり斜度はあって杉の木も密生しているので、斜滑降・キックターン・横滑りで慎重に降りた方が無難です。 |
参加者の感想から 2月24日に氷ノ山東尾根山スキー山行に参加しました。 私自身、立山タンボ平、妙高に続いて3回目となりました。 氷ノ山国際スキー場を起点として頂上往復コースをとりました。 当日、前回スキー場からの東尾根避難小屋までの直登ルートがかなり大変だったと言う事で、林道を1時間ほどの尾根の末端へ取り付きました。 ブナ林の始まる1150M付近の台地までは、狭い尾根と所々の急登を強いられましたが台地から上部は、天候が悪く視界もよくないにもかかわらず、気持ちのよいシール登行ができました。行動を中止との意見もでましたが、これ以上天候は崩れないとの判断で頂上小屋を目指しました。 頂上小屋にて、30分休憩の後、滑降開始。相変わらず視界が悪い為台地の辺りまでルートを外れないよう慎重に滑りました。 後は、避難小屋まで横すべり、ボーゲンetc・・・・ 小屋よりスキー場直登ルートを下降し、ゲレンデと林道を経由して 奈良尾にてスキーをはずして滑降終了となりました。 天候が良いのが一番ですが、今回のような天候も良い経験をさせて頂きました。次回の山行につなげたいと思います。 最後にリーダー及び諸先輩方には、大変感謝しております。ありがとうございました。 (森) |
山頂避難小屋はすっかりガスの中。視界50mほど。 |
東尾根のやせ尾根を横滑りで降りる。 |
2週連続の氷ノ山。今回は先週の猛ラッセルの反省から、直登はやめて林道経由で尾根コースへ。距離はかなり長いけど、緩やかなシール登高で楽々。1時間半程で東尾根避難小屋に着きました。 頂上付近は雪とガスで視界50m程。頂上へ行くのをあきらめて下山してくるパーティーもあったけど、先週の経験が生きてピタッと山頂避難小屋に到着。阿野さんのGPSも役に立ちました。 滑りもよく締まった雪の上に、うっすら新雪が積もって滑りやすい。テレマーク1年目のKameちゃんも快調でした。 痩せ尾根や杉林も荷物が軽いので快適。先週のような藪こぎスキーはせずにすみました。でも、はじめて東尾根避難小屋からの杉林を滑った人は、かなりてこずっていたみたい。(松原) お世話になりました。 CL 松原 SL 上田 メンバー 釣 原田 亀井 佐土原 森 阿野 中杉(エグレット姫路SC) 上田(一般) |
7:30 リフト乗場集合、リフト2本でスキー場へ 8:05 シール歩行で出発 8:15 東尾根登山口 8:55〜9:00 林道と登山道の交差点 9:55〜10:05 東尾根避難小屋 12:40〜13:20 山頂避難小屋 昼食後滑降開始 14:10〜14:20 東尾根避難小屋 15:00 スキー場着 15:40 林道を滑って駐車場着 16:00 菊屋さん着 |
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