2001年 立山山スキー教室 (2001年4月21〜22日)
【参加者】 12名 どんぐりの一般募集行事の「立山」山スキーが2001年4月21・22日に開催されました。参加者はどんぐりから奥田、松原、片桐、田中、亀井、稲岡、岡、パッションSCから筧さん(22日のみ参加)、一般参加が森さん、丸尾さん、八木さん、足立さんの12名です。 明石、神戸方面から参加者をピックアップしながらJR西宮駅南口で現地集合組を除く10名が集合。4月20日午後10時40分に扇沢に向けて2台の車が出発。 21日5時前に扇沢に到着、ここで森さんと合流しました。7時30分には室堂ターミナルに向けてトロリーバスに乗る。10時過ぎに室堂ターミナルに到着。4月30日までの期間中だけ車道を解放して行われている「雪の大谷」を散策する。雪の大谷の積雪量は16mで、例年よりも少ないとのことでした。一ノ越から別山にかけての稜線にも雪は少なかった。 11時前に室堂ターミナルから宿泊場所である「ロッジ立山連峰」までスキーで滑走し、12時に到着。昼食後、シールが初体験の方もいることから、あしたの足慣らしも兼ねて雷鳥沢を登行し、滑ることにしました。13時過ぎに宿を出発し、ジグザグに15時まで登行し、登りは2時間かかりましたが、10分で滑り終わりました。宿には16時前につき、夕食後11人でミーティングを行いました。宿の風呂は温泉でした。宿泊客が少なく男風呂が男女別に時間割りされているのは宿泊客が少ないのでしかたないのですが、湧出するお湯の温度が低く、暖まるどころではなかったのは残念でした。 |
扇沢の駐車場で出発の準備 |
トロリーバスからケーブルカーへは黒4ダムの上を歩く |
まだ雪におおわれている黒部湖 |
ロープウェイ大観峰駅の展望台には雪のトンネルを通って |
室堂ターミナルから雪の大谷ウォークへ |
雪の大谷の16mの雪の壁 |
4月22日の天候は予報がはずれ、良い天気になりました。6時に起床し、7時45分に「ロッジ立山連峰」を出発しました。「みくりが池温泉」を経由して、一の越をめざしました。9時30分に「室堂山荘」の前を通過し、いよいよ本格的な登りに入りました。 10時50分に一の越に到着。さすがに風は強く、シールをはずし、滑降準備に入りました。11時15分に、東一の越に向けてスタートしました。 スキーを着け、カリカリの斜面をトラバース、そしてザックにスキーを着けて徒歩ですすみ、東一の越には12時45分につきました。山に慣れてない方にとって、ザック、スキー板をかついで、急斜面や雪渓を横切るのは不安感がつのりますので、今後のコース選定について考える必要があるのでは、と感じました。 東一の越から黒部平らまで滑走します。13時10分に滑走を開始しました。上部は、急斜面で気温が低かったことから雪質はカリカリでした。中間部は、雪はゆるんでいましたが、雪崩の跡があり、デブリを乗り越える煩わしさがありました。 下部−ロープウェイにそった部分は雪質もよく、一気に滑ることができ快適な滑降を楽しめました。東一の越までのトラバースや、上部の急斜面のマイナスを取り返すことができたと思います。13時50分に黒部平駅の下につき、黒部平駅に14時05分に到着しました。参加者全員が無事、滑り終えることができました。 黒部平駅から扇沢に向かい、16時には麓の大町温泉に。昨日の温泉とは大違いで、ゆったりと温かいお湯につかり、汗を流すことができました。 |
シール登高で一の越へ向けて出発 |
みくりが池温泉で筧さんと合流 |
一の越から東一の越への途中の雪渓をトラバース |
タンボ平を滑降 雪崩のデブリを横切る |
タンボ平を滑って黒部平駅に帰ってきました |
【行程】 4月20日(金) JR西宮駅南口22:40→扇沢へ。 4月21日(土) 4:50扇沢7:30−10:10室堂ターミナル10:50−12:00ロッジ立山連峰13:20−<登行>−雷鳥沢15:10−<滑走>−15:30−<登行>−ロッジ立山連峰。 4月22日(日) ロッジ立山連峰7:45−<登行、みくりが池温泉経由、休憩1回>−10:50一ノ越11:15−<滑走、夏道トラバース>−12:45東一ノ越13:10−<滑走>−13:50−<登行>−14:05黒部平駅−15:25扇沢15:45→大町温泉を経由し兵庫、大阪へ。 |
黒4ダムまで帰ってきたら雪がちらほら |
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