新穂高ロープウェイ、朴の木平でパウダー三昧!

 
2002年1月1日夜〜1月3日 新穂高ロープウェイスキー場、飛騨ほおのきスキー場
  メンバー  松原、和佐、丸尾

 1月1日の深夜、お正月早々和佐さんの車で出発。当初の予定では天気が良ければ西穂独標あたりまで登る計画だったが、2日とも大雪の予報なのでゲレンデスキーだけのつもりで出発。ピッケルは持っていかない。
 行きは東海北陸自動車道飛騨清見IC手前から雪道になったが、5時ころには新穂高ロープウェイの駐車場に到着。車の中でちょっと仮眠をする。 着いたころには小降りだったが8時ころには本格的な雪になる。準備をしてロープウェイの駅へ。お客は少なくてすいている。途中のSAでもらった割引券を利用するとロープウェイ共通の1日リフト券が3000円と安い。
 ツアーコースはパトロールが点検中ですという事だったので、まずゲレンデで足慣らしをする。ゲレンデもサラサラの新雪で滑りやすい。しばらく滑っている間に、いつの間にかツアーコースはオープンしていて急いでロープウェイで山頂へ。いっぱい滑られてしまったが、まだ端の方とか新雪はけっこう残っている。出だしは緩い尾根伝いのコース。滑り出してすぐちょっと登り返しがあり、スキーならなんという事もないがボードだとちょっと大変そう。ロープウェイのアナウンスで「ストックの持参をお薦めします」と言っていました。最大斜度40度というビッグバーンという所までくると、幅が広くなりもうどこでも新雪。堅いバーンの上にサラサラの軽い新雪が30cmほど積もっていて滑りやすい。斜度もあって楽しいが、深さはちょっと物足りない感じ。
 2本滑って昼休みにしていたら、午後からは強風でロープウェイが止まってしまった。ロープウェイの駅で西穂高岳から下山してきた西宮労山の小川さんに会いましたが、その後すぐ運休になったので彼女らは運がよかった。午後からはスキー場を歩いて下山しているパーティーもいました。
 午後はしかたないので下のゲレンデで滑るが、ゲレンデでも圧雪していないいい新雪がいっぱいありました。4時のリフト終了まで滑って下山。車でバス停前の無料の温泉に行くが、営業は4時までということでもう閉まっている。しかたなくもう少し下の槍見露天風呂に行く。ここも無料だが、照明もなく脱衣場は少し板で囲ってあるだけで寒風が吹き込むし、床はしずくが凍って氷になってる。温泉につかっている間は気持ちいいが、着替えるのが大変。雪道を急いで車に戻って暖房で暖まる。
 雪は激しく降り続いていて、翌日もロープウェイは動きそうもないので別のスキー場に移動する事にする。吹雪の中を車で平湯温泉まで移動。平湯の食堂で夕食を食べて、バスターミナルの軒先でテント泊に。夜のうちに30cmくらいは積もったので屋根のある所でよかった。

1月3日 飛騨ほおのきスキー場

 3日朝はバスターミナルが開く前に早朝に撤収。雪に埋まった車を掘り出して出発する。装備の雪スコップが役に立ちました。相変わらず雪は降り続いていて、道路の温度表示もマイナス10度とかになっている。7時半には飛騨ほおのきスキー場に到着。8時から営業開始という事だったので、準備をしてゲレンデに行くが、リフト券は売ってくれたものの、除雪が間に合わなくてなかなかリフトが動き出さない。ここも午前券が2400円と格安でした。
 9時過ぎになってようやくリフトが運行開始。もうほとんど圧雪も間に合わないといった状態で、どこでも新雪だらけ。緩斜面でボーダーが埋まってしまっていてちょっと心配したが、滑ってみると軽い雪で滑りやすい。中央のクワッドリフトぞいの最大斜度38度というコースに行くが、体がちょっと遅れて後傾になると舞い上がった雪を頭からかぶってしまって、サングラスの中に雪が入って前が見えなくなる。ゴーグルに替えて再度挑戦。今度はいい感じ。やはりパウダーにはゴーグルが必携です。
 上のリフトも動き出したので、最上部の最大斜度42度というマウントコースというのに行く。リフトに乗るときに係員から上はひどいので気をつけて滑って下さいと声をかけられたが、行ってみるとマウントコースはまだ誰も滑っていない。美方奥ハチスキー場の奥のコースをもう少し大きくしたような広大な斜面がノートラックで残っている。やったネ!ラッキー。最初は真ん中のちょっと緩そうな所を滑るが、雪が深すぎてなかなか進まない。もう一度リフトを登って、今度は側面の急斜面を滑る。気持ちいい!午前中だけでもうたっぷりパウダー三昧でした。
 それにしても、お正月というのに両スキー場ともガラガラでほとんど人がいない。大雪のせいもあるが、これも不況の影響なんでしょうか。
 帰りの道はちょうど東海北陸地方の大雪で、高速もずっと雪道で大渋滞。名古屋の大雪で高速が通行止めになったりして遅くなったが、雪道をずっと運転してくれた和佐さん、ありがとうございました。 (松原)



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